葬儀の際には、幾らか包んで、香典として持っていきます。基本的に、包む金額は決まってはいません。この辺りが、頭を悩ませる要因ではありますが、お気持ち次第ということになります。親類や身近な人物ほど、金額が高い傾向がありますが、反対にお返しをされない為に、少額を包む場合もあります。
また、以前に、自分の家の葬儀に包んでくれた金額を、そのまま包んだりもします。基本的には、その両家間のことであり、周囲の人が知るわけでないので、あまり堅苦しく考えないようにします。後は、香典は一つ一つの金額は少なくとも、多くの人が訪れると、大きな金額になります。
余計なトラブルを起こさない為にも、管理には十分注意します。全てが終わったら、それぞれの金額を書き記し、管理しておきます。また、お返しも忘れずに行っていくようにします。
葬儀に香典を持っていくときに、まず気になることは金額です。この金額については、故人との関係や参列者の年齢などで変わってきますので、ネットや本などを参照して常識的な金額を把握してから決めることがお勧めです。
このとき使うお札は、新札は避けて、汚れたお札も使わないように注意すべきです。香典の袋は糊づけをせず、お悔やみの言葉を添えて差出します。宗派によって、袋の書き方などが変わってきますので、そのあたりのことも事前に調べておくことが望まれます。
また、葬儀によっては故人や遺族の意向で、香典を受け取らないという場合がありますが、その場合はその意向を受け入れて贈らないでおくべきです。形式にこだわりすぎることなく、故人や遺族の気持ちを第一に考えながら、故人を悼む気持ちをしっかりと伝えていくようにすることが望ましいでしょう。